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Ubuntuリリース後にOpenJDK 10からOpenJDK 11に移行する提案

「Ubuntu 18.04」リリース後に、「OpenJDK/JRE 10」から「OpenJDK/JRE 11」に移行する提案が行われています。



「Ubuntu 18.04」リリース時には「OpenJDK/JRE 10」をデフォルトのJDK/JREとして提供し、2018年9月から10月頃にデフォルトのJDK/JREを「OpenJDK/JRE 11」に切り替える提案です。

OpenJDK 8

「Ubuntu 18.04」で「OpenJDK 8」は現在「main」に配置されていますが、今後は「universe」から提供される予定です。
これは「OpenJDK 10/11」にすぐに移行できないソフトウェアに移行期間を提供するためです。

「Ubuntu 16.04」では「main」に配置されたままになります。

事情と背景

「Oracle」は「OpenJDK 8」向けのセキュリティーサポートを2018年9月に終了させる予定です。
「Red Hat」は、2020年10月までサポートを行うと表明しています。
「Canonical」は「Ubuntu 16.04」のサポート期間が終了する2021年4月まで、「OpenJDK 8」のセキュリティーサポートを提供します。 

「OpenJDK 8」のメンテナンスコスト増加(+2年)を避けるため、「Ubuntu 18.04」では「OpenJDK 8」をサポート対象から外したい、との考えがあります。

LTS版OpenJDK

「OpenJDK」は、半年ごとのリリース及び3年毎にLTS版のリリースへと移行しました。
2018年9月にリリース予定の「OpenJDK 11」は、最初のLTS版「OpenJDK」になります。

「Oracle」は「OpenJDK 11」のサポートを2021年9月まで提供します。
「Ubuntu 18.04」のサポート期間は2023年4月までですが、「Oracle」のセキュリティーサポートが終了した後も「OpenJDK」のコミュニティーと足並みを揃えてサポートを提供するためには、「OpenJDK 11」が良い選択となります。

OpenJDK 10

「Ubuntu 18.04」リリース時、デフォルトのJDK/JREに「OpenJDK/JRE 8」ではなく「OpenJDK/JRE 10」を採用する理由は、「OpenJDK/JRE 10」と「OpenJDK/JRE 11」の差分が小さく、それらを利用して動作するソフトウェアへの影響が少なくて済むためです。

これらはあくまで提案であり検討中の内容なので、まだ決定事項ではありません。

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