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Build 17063のWSLとコンソールに関する変更点

2017年12月20日にリリースされた「Build 17063」の「WSL」に関する変更の紹介です。


WSLとは

「WSL」は、「Windows」上でLinuxバイナリーを動作させるための仕組みです。
「Windows」上で「Ubuntu」や「openSUSE」などLinux環境を構築し、「Windows」からLinuxの実行ファイルを利用することができます。

「WSL」及びLinuxディストリビューションのインストール方法は、以下を参照してください。


リリースノート

以前の変更点は、リリースノートを参照してください。


本ビルドでは、「DrvFs」に対する改良が多く盛り込まれています。
今回コンソールに関する変更点はありません。

WSLの機能の改善や変更

「WSL」に関する機能の改善や変更です。

1.DrvFsがLinuxのメタデータをサポート

「DrvFs」がLinuxのメタデータをサポートしました。
これにより「DrvFs」内のファイルにLinuxの所有者やパーミッションを設定したり、スペシャルファイルを作成できるようになりました。

詳細は以下を参照してください。

 

2.DrvFsのマウントオプションのサポート改善

「DrvFs」のマウントオプションのサポートが改善されました。
詳細は以下を参照してください。


3.環境変数の相互運用のサポート

環境変数の相互運用がサポートされました。
詳細は以下を参照してください。 



4.非常に大きいサイズのI/Oのサポート

非常に大きいサイズのI/Oに対し、読み書きが動作するようになりました。
これにより改善する問題は、以下を参照してください。


5.waitpidがプロセスグループIDで動作可能に

「waitpid」がプロセスグループIDを指定し動作するようになりました。
これにより改善する問題は、以下を参照してください。


6.mmapとghcのパフォーマンス改善 

大きい予約領域に対する「mmap」のパフォーマンスが大きく改善されました。
また「ghc」のパフォーマンスも改善されました。
これにより改善する問題は、以下を参照してください。


7.personalityのサポート

「READ_IMPLIES_EXEC」に対し「personality」がサポートされました。
これにより「maxima」及び「clisp」の動作に関する問題が修正されました。
これにより改善する問題は、以下を参照してください。


8.mprotectがPROT_GROWSDOWNをサポート

「mprotect」が「PROT_GROWSDOWN」をサポートしました。
これにより「clisp」の動作に関する問題が修正されました。
これにより改善する問題は、以下を参照してください。


9.cloneのフラグサポート改善

「clone」のフラグの組み合わせのサポートが改善されました。

10.epollファイルのサポート改善

「epoll」ファイルのselect/epollがサポートされました。
今までこれらの操作は「no-op」でした。

11.未実装のシステムコールのptraceの通知

未実装のシステムコールに対し「ptrace」がその旨を通知するようになりました。

12.アクティブになっていないネットワークインターフェースの無視

「resolv.conf」ファイルの「nameserver」生成時、アクティブになっていないネットワークインターフェースを無視するようになりました。
これにより改善する問題は、以下を参照してください。


13.ネットワークインターフェースの列挙改善

ネットワークインターフェースの列挙時、物理アドレスが割り当てられていないネットワークインターフェースも列挙されるようになりました。


WSLの不具合修正

「WSL」に関する不具合の修正です。

1.タイムスタンプの保持

Windowsのボリューム(DrvFs)内で「tar」や「cp -p」を実行した時に、タイムスタンプが正しく保持されるようになりました。
これにより改善する問題は、以下を参照してください。


2.シンボリックリンクのサイズ

Windowsのボリューム(DrvFs)内にあるシンボリックリンクのサイズが正しく報告されるようになりました。
これにより改善する問題は、以下を参照してください。


3.ページフォルトの修正

オーバーコミットモード時のページフォルトの動作が修正されました。
これにより「sbcl」の問題が修正されました。
これにより改善する問題は、以下を参照してください。


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