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Ubuntu 17.10でWaylandへ移行

「Ubuntu 17.10」で「Wayland」へ移行し、デフォルトで「Wayland」セッションを採用する予定とのことです。






「Unity」は「Wayland」に対応していません。
そのためデフォルトで「Wayland」セッションを採用するということは、デスクトップ環境が「GNOME Shell」に変更されるということになります。

デスクトップ環境の切り替えはUbuntu 17.10 α2か

2017年4月18日に行われたミーティングでは、「Ubuntu 17.10 α2」を目標に「GNOME」への切り替えと、アプリにあてている不必要なパッチの削除を予定しているとのことです。


X.Org Serverも引き続き利用可能か

すべての環境が「Wayland」に対応しているとは限りません。
「Wayland」を利用するには、「Wayland」に対応したGPUドライバーとGPUが必要になります。

そのため「Wayland」が利用できない環境や「Wayland」の利用に問題がある環境向けに、引き続き「X.Org Server」もデフォルトでインストールされ利用できるものと思われます。
現在の「Ubuntu GNOME」がそうなっていますね。

「Wayland」と「X.Org Server」の切り替えは、ログイン画面から行います。

良い節目

「Ubuntu 17.10」は、次期LTSリリースである「Ubuntu 18.04 LTS」の1つ前のリリースになります。

長期サポートのLTSで「Wayland」と「GNOME Shell」を採用する前に「Ubuntu 17.10」でこれらの投入を行い、ユーザーからのフィードバックや問題点の洗い出しを行うには、良い節目となります。

開発コードも「Ubuntu 17.04」でアルファベットの最後の文字である「Z」まで到達し、「Ubuntu 17.10」では「A」で始まる開発コードになりそうです。
この点でも良い節目になりそうですね。

Ubuntu GNOMEは17.04で最後か

前回紹介した通り、「Ubuntu GNOME」と「Ubuntu Desktop」のリソースを統合し、単一リリースに向けた作業が行われています。


「Ubuntu Desktop」のデスクトップ環境が「GNOME Shell」に変わるのであれば、「Ubuntu GNOME」をリリースする必要がなくなります。

Ubuntu Wiki」に「Ubuntu GNOME」を紹介するページがあります。


「Ubuntu GNOME 17.04」がリリースされた2017年4月13日に、上記ページに以下の記述がなされました。

The final stable release is 17.04 (Zesty Zapus).
17.04 is the final new release. It will be supported for 9 months, from April 2017 to January 2018.

今までのリリースでは「latest stable release」という表現でしたが、これが「final stable release」に変更されています。

Waylandはすでに利用可能

「Ubuntu GNOME」では、以前のリリースからすでに「Wayland」が利用できるようになっています。

PCが「Wayland」に対応したGPUを搭載しており、かつ「Wayland」に対応したドライバーが利用できる場合、「Wayland」セッションを利用できます。

ログイン画面で切り替える

「Wayland」セッションは、ログイン画面から切り替えられます。
「GNOME on Wayland」を選択すれば、「Wayland」を利用できます。


試験的な導入

ただし「Wayland」セッションは試験的な導入であり、安定した環境を提供するものではありません。


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