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20auto-upgrades.ucf-distに関するメッセージ

apt関連のコマンドを実行した時に、以下のメッセージが表示される現象が発生しています。

N: ディレクトリ '/etc/apt/apt.conf.d/' の '20auto-upgrades.ucf-dist' が無効なファイル名拡張子を持っているため、無視します

環境は「Ubuntu 16.10」です。
以下の画像は、「apt-key」コマンドを実行した時の画像です。


以下の画像は、「apt update」コマンドを実行した時の画像です。


20auto-upgrades.ucf-distファイル

「20auto-upgrades.ucf-dist」ファイルは、2016年11月17日にアップデートされた「unattended-upgrades」パッケージが生成するファイルです。
「/etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgrades.ucf-dist」に配置されています。


ファイル名の拡張子である「ucf-dist」は、APT設定ファイルの仕様を満たしていないため、このファイルに記述された設定を無視するメッセージが出力されています。

また同フォルダーに「/etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgrades」ファイルが配置されており、普段はこちらのファイルが使用されます。

unattended-upgradesの役割

「unattended-upgrades」は、自動的にパッケージのアップデートを適用するソフトウェアです。


ユーザーは「ソフトウェアとアップデート」の「アップデート」タブから、アップデートの自動確認やアップデートの自動適用を設定することができます。


この設定を変更すると、「20auto-upgrades」ファイルの内容が更新されます。
例えば上記の設定では、ファイルの中身は以下のようになります。

APT::Periodic::Update-Package-Lists "1";
APT::Periodic::Download-Upgradeable-Packages "1";
APT::Periodic::AutocleanInterval "0";
APT::Periodic::Unattended-Upgrade "1";

一方以下のような設定を行うと、「20auto-upgrades」ファイルの中身が変わります。


「20auto-upgrades」ファイルの中身は以下のようになります。

APT::Periodic::Update-Package-Lists "0";
APT::Periodic::Download-Upgradeable-Packages "0";
APT::Periodic::AutocleanInterval "0";
APT::Periodic::Unattended-Upgrade "0";

20auto-upgrades.ucf-distファイルは何者か

オリジナルの設定ファイルです。
「20auto-upgrades.ucf-dist」ファイルの中身は以下のようになっており、ユーザーが後から既存の設定ファイルとの差分を確認することができます。

APT::Periodic::Update-Package-Lists "0";
APT::Periodic::Unattended-Upgrade "0";

どうすればよいのか?

対処法は以下の2種類です。

1.放置する

「20auto-upgrades.ucf-dist」ファイルはシステムに影響を与えないため、このまま放置しておいても問題ありません。

「ソフトウェアの更新」等GUIのアプリからパッケージの操作を行うなら、このメッセージを気する機会はあまりないでしょう。

端末からパッケージの操作を行う場合毎回このメッセージが表示されるため、「2.」の方法で対処したほうが良いでしょう。

2.20auto-upgrades.ucf-distを削除する

「20auto-upgrades.ucf-dist」ファイルを削除する方法です。
「端末」から以下のコマンドを実行すれば、「20auto-upgrades.ucf-dist」ファイルを削除できます。

sudo rm /etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgrades.ucf-dist


「20auto-upgrades.ucf-dist」ファイル削除後「apt update」を実行すると、メッセージが出力されなくなっています。



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